「You’ll never walk alone 君は独りぼっちじゃない」というこの歌は、サッカー界では特別の意味をもっています。世界中いろんなスタジアムでサポーターが選手たちを励ます応援歌として大声で合唱します。それを始めたのがリバプールです。
スタジアムはビッグクラブにしては小ぶり(キャパが約45,000人)で、客席が全面低い屋根に覆われていることもあり、歌声が拡散されず、劇場で合唱を聴いているように凝縮されて聞こえます。試合前のこの合唱だけでも感動です。
アンフィールドはピッチとスタンドが近いので、とても観やすいスタジアムです。ひとつひとつのプレイに声援、拍手がされ、イングランドのサッカー文化を濃厚に感じることができます。選手たちと観客の一体感がすばらしい。現在(2015年8月時点)、メインスタジアムの拡張工事中で、完成すればキャパは6万人近くになるとのこと。
スタンドで観戦するだけでなく、バーラウンジなど様々なホスピタリティの施設が設けられています。チケットによっては、フリードリンク&軽食付もあります。
☆アクセス
地球の歩き方などのガイド本にはNorthern Lineのカークデイル(Kirkdale)駅下車徒歩約30分と書かれていますが、地元のファンに聞いたところ、同じ路線のサンドヒルズ(Sandhills)駅のほうが便利とのこと。駅からは緩い一本道の上り坂を上がっていきます。筆者はスタジアムまで連れて行ってもらいましたが、スタジアムに着く直前に道がわかりにくいところがありますが、周囲の人にWhich direction Anfield? と尋ねれば、指さしてくれます。(地図⇒こちらへ)
この道を行くと、KOPスタンドの前に着きます。
サンドヒルズ駅からはスタジアム行のバス(Soccerbus)も運行されていますが、降車はスタジアム前ではないので、しばらく歩くことになります。
市内の中心からバスでのアクセスも可能です。
チケット購入、スタジアムへのアクセスはLiverpoolFCのHPへ。
(⇒こちらへ)