マールボロでニュージーランドワイン

最近、日本のコンビニやスーパーでも買えるようになったニュージーランドワイン。マールボロ地方(Marlborough)は、その最大の生産地です。ブドウ畑が広がるのどかな平原にワイナリーが点在します。

☆マールボロ地方の位置、特徴

ニュージーランドは南と北の2つの島から成りますが、マールボロ地方は南島の北東部にあります。

南北を低い山地に挟まれた平原は一面ブドウ畑。Marlboroughブドウ畑1

マールボロの中心都市ブレナム(Blenheim)とその9km西にあるレンウィック(Renwick)にかけて多くのワイナリーが点在しています。
Morlboroughブドウ畑2

ブドウの実がたわわに実ります。Marlboroughブドウの実

マールボロは日照時間が長く、海からの風で夏でも涼しく、 さらに昼夜の寒暖の差が大きく、ワイン造りに適した気候です。

特にソーヴィニヨン・ブランは最高においしい!

☆マールボロのワイナリーを巡るには

ワイナリーは東西約20km、南北約10kmのエリアにあります。起伏のない平坦な地形なので、レンタサイクリングでまわることはできますが、ワインを飲んで酔っぱらうことを考えるとお薦めできません。

公共交通機関はブレナムとケズウィックを結ぶ幹線道を走るバスが1日数本ありますが、道路から離れたワイナリーも多いですから使いづらい。

人数が集まればタクシーをチャーターすることもできますが、ブレナム発のワイナリー巡りツアーに参加するのがよいでしょう。

ブレナムだけでなく、北方約30kmにあるピクトン(Picton)でピックアップしてもらえるツアーもあります。ピクトンは南北島間を渡るフェリーが発着する港町です。

☆ワイナリーツアー

複数の会社が1日/半日/時間単位のツアーを用意しています。筆者が参加したのはMarlborough Wine Tours社の1日ツアーでした。

10:00頃、ブレナムの駅といくつかのホテルで客をピックアップし、5か所のワイナリーを巡り、1か所で4~5種類のテイスティングして、110NZ$。うち1か所で別料金のランチを食べ、16:00過ぎに客が指定する場所で降ろしてくれるというものでした。

ワイナリーに着くといきなりテイスティングワインが用意されています。おつまみ付き。Marlboroughテイスティング

説明を聴きながら、次々につがれるワインを味わいます。Marlbouroughワイン注ぐ

その場で買うこともできます。Marlbouroughワイン買う

日本でも最近みかけるSpy Valley Wines。Spy Valley Wines

4つめのワイナリーでランチ。世界各国の同好の人たちと話がはずみます。Marlboroughランチ2

☆泊るならブレナム

マールボロのワイナリーを巡る起点の街はブレナム。これといった見どころはありませんが、こじんまり落ち着いた感じの街です。Blenheim Street

鉄道駅とその前の観光案内所(i-SITE)から歩いて5分くらいで街の中心、シーモア・スクエア(Seymour Square)。Blenheim Park

この周辺にホテル、モーテルが数軒ありますが、街の中心には宿泊施設は少なく、郊外に向かう道路沿いにモーテルが点在しています。

☆マールボロへのアクセス

マールボロ空港はブレナムから西に約9km、ブドウ畑が広がる平原の真っただ中にあり、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチなど各地から便があります。

空港とブレナムを結ぶバスは1日数便しかなく、フライトの発着時間に合わせてもいないので、タクシーを使わざるをえません。 到着後、荷物を引き取って、正面玄関を出たところに大型の乗合タクシーが数台待っています。同じ方向に向かう人たちが集まって相乗りになります。

鉄道駅には、クライストチャーチとピクトンを1日1往復する列車Coastal Pacific号が停まります。クライストチャーチからは所要約5時間。ピクトンからは27分。

長距離バス停留所は鉄道駅の前にあります。クライストチャーチ、ピクトン、ネルソンに向かう便が発着しています。
クライストチャーチから約5時間、ピクトンから30分、ネルソンから1時間45分。

便数は季節によって変わりますが、夏のピーク時期でもクライストチャーチが2便、ピクトンとネルソンが4便と、かなり不便です。
(⇒バスの時刻表

ニュージーランドを縦断する計画のある方は、ぜひマールボロに立ち寄って、のどかなブドウ畑を眺めながらワインを味わってみてはいかがでしょうか。