裏側から観るマッターホルン~チェルヴィニア

ヨーロッパアルプスを代表する名峰、マッターホルン。
スイスとイタリアの国境にそびえますが、
写真や映像でよく目にする姿はスイス側から撮ったものです。マッターホルンスイスby Martin Abegglen

これをイタリア側から観に行ってみます。マッターホルンイタリアby Matteo Galli

岩の塊といった感じで、かなり印象が違いますよね。

☆麓の街、チェルヴィニア

イタリアでは、マッターホルンはモンテ・チェルヴィーノと呼ばれています。麓の街、チェルヴィニア(Cervinia)は、人気のスキーリゾートで、ホテルやコンドミニアムが林立しています。チェルヴィニア街by Erik

すぐ目の前にモンテ・チェルヴィーノが鎮座しています。ゴンドラ、リフトでモンテ・チェルヴィーノのすぐ横まで登ることができます。

スキーシーズンは混み合いますが、夏は静かな田舎の村です。但し、閉まっているホテルやレストランがあり、ゴンドラが動いていない日もありますので、事前に確認が必要です。

☆チェルヴィニアへのアクセス

ミラノからSAVDA社のバスで約3時間です。途中、シャティヨン(Chatillon)で乗り換えになります。ミラノのバス乗り場はランプニャーノ( Lampugnano)バスターミナルです。地下鉄1線のランプニャーノ駅の上にあります。
SAVDA社

途中、古くからフランスのイタリアを結ぶ交通の要衝だったアオスタ渓谷に入ってからは、風光明媚な景色が車窓から楽しめます。アオスタ渓谷by Allan Watt

天気が良く、風が強くない日に限られますが、ゴンドラ、リフトを乗り継いでスイス側の街、ツェルマット(Zermatt)まで行くこともできます。モンテビアンコby Ramsete

スイス側のツェルマットが年中にぎやかなで、ホテルなどの価格も通年で高いですが、夏のイタリア側は、静かにのんびり安価にアルプスを楽しめる穴場です。ハイキングコースも整備されています。