クロアチアのアドリア海沿いに連なる美しい街のひとつ、トロギール。
ドブロヴニクやスプリットほどはメジャーでない分、観光客でごったがえしておらず、中世の古い街並みとマリンリゾートをのんびり同時に楽しめる街です。
トロギールは周りを城壁に囲まれた小さな島で、本土とは橋で結ばれています。© 2015 クロアチア政府観光局 [Author] : Damir Fabijanić
その街並みは「古都トロギール」として世界遺産に登録されています。
本土側のバスターミナルを出て、橋を渡るとすぐに、中世ヴェネチアの影響が色濃い古い建物が密集するエリアに入ります。
左右のお店をのぞきながら楽しく歩けます。
トロギールの街の中心、イヴァン・パヴォア・ドゥルギ広場に面して建つのが聖ロヴロ大聖堂。内部の装飾が見事です。
塔の上からは、赤い屋根と青い海のコントラストが鮮やかに望めます。
島を一周しても1キロちょっと。こじんまりしています。
ヴェネチア人が建てた砦。外敵に備えるとともに、街を見張る役割もあったとのこと。このあたりは露天の店が並んで、のんびりしたマリンリゾートの雰囲気です。
アクセスはスプリットからバスで約1時間です。アドリア海沿いの街を結ぶ路線上に位置していて、平日昼間は1時間に1~2本あります。また、スプリット空港はスプリットよりトロギールの近くに位置しています。
できれば1泊して、のんびりできればよいのですが、時間がなければ、アドリア海沿いの街を巡る旅の途中下車で、1~2時間でもいいので歩いてみたい街です。
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