クロアチアでガイド本に載っていない美しい村をみつけました。ラストケ(Rastoke)は水の上の美しい村。妖精が住む村とも言われています。
☆ラストケの魅力
ところどころに小さな滝があって、そのうえに人の住む家屋が建っています。川と人の生活が絶妙に調和しています。
左右にテラスのカフェ、レストランや民宿。建物は花で飾られ、その間に緑の木々。
民宿がいくつかあります。ここに泊れば、朝、滝の流れ落ちる音で目覚めることになるでしょう。
ラストケは深い森に囲まれています。廃墟になった昔の城塞が村を見下ろしています。
一部有料になっている公園がありますが、それ以外は自由に散策できます。ぐるっと歩いても10分もしないうちに村の端から端までまわれてしまうくらいの小さな村です。
☆ラストケへの行き方
ラストケはクロアチアの首都ザグレブから、クロアチア随一の観光地プリトヴィツェ(Plitvice)にむかう途中にあります。
⇒地図
ザグレブのバスターミナルから、プリトヴィツェやその先のザダル(Zadar)に行くバスに乗って、スルニ(Slunj)で降ります。バスが通ってきた幹線道路を500mほど下っていくと、右手に観光案内所があります。
案内図をもらい、荷物を預かってくれるところはないかと尋ねると、ここに置いていってもいいということでした。観光案内所で荷物を預かってもらえることは多いですが、その時そこにいる担当者次第と言えます。出典:Google Map
幹線道路から右に分かれる道を下って、幹線道路の下のトンネルを抜けるとラストケ村の入り口です。
右に折れて橋を渡った先が村のメインストリートです。ここを過ぎて橋を渡った先が絶好のビューポイント。
☆お薦め
村の中に滝があるのか、滝の上に人が住んでいるのか?
以前、プリトヴィツェに行った時にバスの車窓から滝の上に家屋があるのを見つけて、ここで降りたいと衝動的に思いました。その時はかないませんでしたが、次の機会(2019年6月)にラストケを訪れました。
日本でも最近人気急上昇のクロアチア観光でははずせないプリトヴィツェを訪れる際に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
プリトヴィツェは首都ザグレブからも、ザダル、スプリットなどのアドリア海沿いの街からも離れていますので、これらからプリトヴィツェに日帰りすると、プリトヴィツェに居られる時間が短くなってしまいますので、プリトヴィツェの前か後にラストケで1泊するというのもいいでしょう。ラストケとプリトヴィツェの間はバスで約30分です。
皆さん、良い旅を!