バラエティに富んだクロアチア料理のいくつかをご紹介します。
チェヴァピ。これが最もポピュラーな庶民の味です。
地域によって呼び名が微妙に変わります。
クロアチアのみならず、バルカン半島各地で食されています。
肉だんごとソーセージの中間のようなもので、ぴりっとスパイシーな味付けです。たいていのレストランにはあって、フライドポテト、オニオンなどの付け合せと出てきます。
ダルマチア半島名産の生ハム。日本で食べるのより若干かため。
塩味がハムによくしみ込んでいました。
クロアチアは周囲の国々の様々な影響を受けています。
特にアドリア海を挟んで対岸のイタリアの影響は大きいようです。
シベニクで食べたリゾット。
内陸部では、中世に影響があったハプスブルクの影響が感じられる料理が多いようです。日本にある唯一のクロアチア料理店ドブロ(東京の京橋)では主にそのような料理が供されます。
バスティツァーダ(牛ホホ肉の赤ワイン煮込み)
濃厚な味わいがすばらしいのですが、ここの料理は、現地のレストランでは高価格帯のような気がします。貴族の食べ物ということでしょうか。
あまり知られてませんが、ダルマチア地方はワインの名産地でもあります。確かに、バスでアドリア海沿岸を移動中に車窓の風景にブドウ畑がよくありました。
コルチュラの酒店兼バーで
数種類ティスティングしました。
日本と同じピルスナー。
私は食べませんでしたが、アドリア海沿岸では新鮮な海の幸を使った料理もたくさんあります。