カヴァ(Cava)は、フランスのシャンパン、イタリアのスプマンテなどと並んで人気のスパークリングワイン。
スペイン、バルセロナ郊外のカヴァ発祥の地を訪ねました。(2016年9月)
☆サン・サドルニ・ダノヤ
(Sant Sadurní d’Anoia)
カヴァ発祥の地、サン・サドルニ・ダノヤはバルセロナのサンツ駅から列車で約40分。カヴァの約7割がこの地域で生産されています。
駅から5分も歩くと、ぶどう畑の真っただ中。シャトーがあちらこちらに点在しています。
ここには代表的なワイナリーが2つあります。
*フレシネ(Fleixenet)
*コドルニウ(Codorniu)
駅からコドルニウのシャトーまでは歩いて25分くらいかかります。バスもありますが本数が少なく、駅前にタクシーがいないこともあります。
フレシネのシャトーは駅前にあるので、時間が限られている方はこちらが便利です。
☆フレシネ(Freixenet)ワイナリーを訪ねる
個人では内部の見学はできず、決まった時間に始まるガイド付きツアーに参加します。料金は大人7.5~11€(2016年9月現在)
ツアーは英語、スペイン語、カタルーニャ語で行われます。予約したほうがいいですが、タイミングが合ってツアーに空きがあればその場でも入れます。
地下の空間は思いのほか広く、ミニトレインに乗ってまわります。
ここまで所要およそ1時間ちょっと。ツアー料金に含まれているのは1杯とおつまみのクラッカーですが、追加料金を払って何杯でも飲めます。1杯2.5€~4€。安い! ボトルごと購入もできます。
サン・サドルニ・ダノヤの街にはカヴァが飲めるバーがいくつもあります。おつまみのタパスは2€から。
サン・サドルニ・ダノヤにはバルセロナからの1日ツアーで訪れ、フレシネかコドルニウのワイナリー見学することもできます。